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日本の漫画を中国語で電子化-一巻丸ごとダウンロードで拡販
(2007年06月15日)
京セラ・コミュニケーション・アジア・パシフィック(298 Tiong Bahru Road)は電子書籍のECサイト「イーブックジャパンアジア」で、中国語に翻訳された日本の漫画の各シリーズ第1 巻を、丸ごと無料でダウンロード出来るキャンペーンを期間限定で行っている。終了時期は未定だが、終了後は通常通り各シリーズの第1 章のみの無料ダウンロードとなる。
今回のキャンペーンは、シンガポールの週刊誌「UW」(シンガポール・プレス・ホールディング社発行)とのタイアップ企画と同時に4月末から開始したもので、同誌との企画では5週間にわたり毎週10ページずつ里中真智子さんの「クレオパトラ」が連載された。キャンペーンはタイアップ終了後も継続して行われている。
同サービスは、京セラ・コミュニケーション・アジア・パシフィック社とイーブックイニシアティブジャパン社(東京都千代田区)との提携事業。同社は日本における電子書籍事業のパイオニアで、現在約1万6千冊を蔵書している。日本のサイト「イーブックジャパン」の中から厳選したものを中国語化し、「イーブックジャパンアジア」で販売している。現在、「イーブックジャパンアジア」の契約者数は1000人弱、蔵書数は約300。代表的なものに「あした天気になあれ」(ちばてつやさん作)や「包丁人味平」(牛次郎さん作)などがある。
中国語化する際に元の日本語版データの上にシートを重ね、中国語を書き込む手法が採用されたという。読み取り用専用ソフト上でボタンを1回押すことで簡単に日本語と中国語の表記を切り替えることが出来る。今回の無料でダウンロード出来る漫画の中には英語やスペイン語、ドイツ語、フランス語に翻訳されたサンプルもある。決済方法はクレジットカードやシンガポールの銀行口座からの引き落としなどで、価格は5.8シンガポールドル~。海外からの購入も可能で、同社では中国語の学習ニーズも期待している。
京セラ・コミュニケーション・アジア・パシフィック社は同事業のほかに携帯電話向けのゲームやクーポンなどのコンテンツを提供する事業も行っている。また、海外駐在員のためのイーブックジャパン向けアフィリエイトサイト「日本屋」も展開している。
同社のセールス&マーケティング担当の原田さんは「今後はこの事業を携帯電話のコンテンツにしていくことが課題。当地にはパケット通信の定額料金契約がないことや、通勤時間などの『暇つぶし時間』が少ないこと、通信方式の違いやコマ切りの手間などの違いがあるが、実現させたい」と話している。
Ebook japan ASIA日本屋週刊誌「UW」京セラコミュニケーション・アジア・パシフィック
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