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姉妹経営の雑貨ブランド店、話題のスポットに移転

姉妹経営の雑貨ブランド店、話題のスポットに移転

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「maki squarepatch」の経営者、ウェン姉妹(左=姉のエンチさん、右=妹のシンさん)

 シンガポール人の姉妹が経営するリサイクルユースを主体とした雑貨ブランド「maki squarepatch(マキ・スクエアパッチ)」(111 Emerald Hill Road Tel: 6235-2709)が1月25日に閉店。リニューアルのため、4月にストリートファッションブランド店が集う話題のスポット、アラブ街エリア(33A Bali Lane)に移転する。

 店名の「maki(マキ)」は、エンチさんとシンさんのウェン姉妹が、道で拾ったけがをしていた子猫の名前に由来する。子猫の境遇を踏まえ、同店では、「誰かのがらくたに新しい生命を与え、誰かの宝物になるべく生まれ変わっていく様」をブランドのコンセプトに据えた。画家やコミックアーティストなどマルチタレントなデザイナーである妹のシンさんは同店のデザイナー、姉のエンチさんはマーケティングを、それぞれ務める。

 同店では不要になった服の生地や端切れを使用して、全く新しい形の商品に生まれ変わらせる。Tシャツ、スカート、バッグ、アクセサリー、ぬいぐるみ、クッションやその他の生活雑貨はすべてハンドメードで、ひとつとして同じものが店に並ぶことはない。端切れのほかに60〜80年代に作られたビンテージ生地を常に使用することにより、ノスタルジーでレトロな感覚を感じさせる。

 4月オープン予定の移転後の店舗は、現店舗よりやや広い750平方フィート。ハンドメード品で飾られたアットホームな気分を味わえるイメージを引き継ぐという。

 商品の価格帯は8〜150シンガポールドル。客層は旅や出張で世界を見てきたシンガポール人、伝統文化が強い日本人や欧米人が多い一方、シンガポール人の反応は決して良いとはいえないという。シンガポール人のリサイクルに対しての意識について、エンチさんは「彼らがハンドメード品に価値を感じないのは、急速に変化してきたシンガポールで給料と地位が上昇し、人々の生活環境を急激に変えた。これによって、リサイクルや中古品は貧乏である概念が生まれ、先祖からの貴重品を継承する文化が失われつつある」と説明する。「私たちのコンセプトは新しいことではない。世代を通して、世界各地で行われていること。子ども時代から培ってきた祖母からの贈り物を大事にしたい気持ちを大切にしたい」とその思いを話す。

 「100%リサイクル・エコ・フレンドリー」をモットーとする同店は、慈善運動にも参加している。障害児を持つ母親や低所得で子どもを養うのが困難な母親たちに裁縫の仕事を提供する「マザー&チャイルドプロジェクト」に協力。今後について、「現地だけなく、カンボジアや海外にもこれからもこの様な運動やプロジェクトにどんどん参加したい。常に心と時間を提供する準備は出来ていて、そうした活動への誘いも随時募集していきたい」(エンチさん)とも。

 2006年10月からオンラインストアとしてスタートした同店はアメリカ、オランダ、オーストラリアなど海外からのオファーがあり、4月のリニューアルオープンまでの期間はオンラインで商品の購入ができる。

 営業時間は、火曜〜土曜=13時〜20時、日曜=14時〜18時。今月25日まで、閉店セールを行っている。

Maki squarepatch商品イメージサイト(2008-01-23)

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