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映画・舞台の枠を超えた「シネマ歌舞伎」、シンガポールで初上映
(2008年04月07日)
歌舞伎の舞台公演を映画館で上映する「シネマ歌舞伎」が4月12日より、キャセイ・シネプレックス(2 Handy Rd)で公開される。同作品の日本国外での公開は、映画祭での上映を除くとシンガポールが初めて。
シネマ歌舞伎は、松竹が開発した映像作品で、HD高性能カメラで撮影した歌舞伎の舞台公演を、最新のデジタルプロジェクターで上映するもの。2005年1月に新作歌舞伎「野田版 鼠小僧」が東京で初公開され、その後日本全国の主要都市でも上映。同年9月にはニューヨーク国際映画祭でも招待上映された。
今回上映されるのは「野田版 研辰の討たれ(とぎたつのうたれ)
」と「京鹿子娘二人道成寺」の2作品。「野田版 研辰の討たれ」は、狂言「研辰の討たれ」を劇作家の野田秀樹さんが新たな視点から書き直した作品。2005年に「18代目中村勘三郎襲名披露狂言」として上演された舞台を収録したものを上映。「京鹿子娘2人道成寺」は、女形舞踊の演目のひとつ「娘道成寺」をアレンジした作品で、坂東玉三郎さんと尾上菊之助さんが1役を同時に演じる。
作品が上映されるキャセイ・シネプレックスのホール7の席数は252席。ソニーが昨年発売した通常のハイビジョンの4倍の解像度を持つデジタルプロジェクションシステム「SXRD CineAlta 4K」を備えている。
シネマ歌舞伎の上映理由について、同映画館のアシスタントGM、シェリル・コーさんは「観客に通常の作品とは違うコンテンツ、それも芸術性の高いものを提供したかった」と説明する。「今後もシネマ歌舞伎のようなユニークなイベントを開催していきたい」とも。
チケットは、1作品=10シンガポールドル(平日)、12ドル(土・日)、2作品=18ドル(平日)、20ドル(土・日)。公開は4月20日まで。
キャセイ・シネプレックス松竹・シネマ歌舞伎勘三郎さん、シネマ歌舞伎「野田版 研辰の討たれ」公開で舞台あいさつ(銀座経済新聞)中洲大洋で「シネマ歌舞伎」第2弾、坂東玉三郎さんらの作品上映(天神経済新聞)
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