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シンガポール国際映画祭−2作品が3賞受賞、4作品上映禁止に
今年で21回目となる「シンガポール国際映画祭」(4月4日〜14日開催)の授賞式が4月13日、シンガポール国立博物館(93 Stamford Rd)で行われ、フィリピン映画の「スリングショット(Sling Shot)」(ブリランテ・メンドーサ監督)が「ベストフィルム」を受賞した。
授賞式には、映画監督、俳優、ゲスト審査員、その他関係者らが出席。長編映画の最終選考に残った12作品から5つの賞が発表され、「スリングショット(Slingshot)」は「ベスト監督」「特別業績」も獲得し3賞を独占した。
6つの賞に7作品がノミネートされた短編映画部門では、シンガポール映画の「ケルアー・バリス(Keluar Baris)」(ブー・ジュンフェン監督)が「ベストフィルム」「ベスト監督」「ベスト撮影」をトリプル受賞。
今年の映画祭で上映されたのは世界40カ国の約200作品。日本からは周防正行監督の「それでも僕はやっていない」が参加した一方、廣木隆一監督のドキュメンタリー作品「縛師(ばくし)」は、「特異な性描写が受け入れがたい」という理由で上映禁止となったほか、計4作品が映画検閲委員会の審査を通らなかった。
映画祭ディレクターのフィリップ・チアさんは、これまでも行われてきた当局からの検閲について「耐え難いことだ。我々は映画を通じて世界の多様性を伝えたいのにそれができない」と話し、「残念ながらシンガポールではまだ厳しい審査があるが、この状況が変わっていくことを願う」とその心境を語る。
イスラム世界のホモセクシャルを描いた「愛の聖戦(A Jihad For Love)」は上映が禁止されたが、シンガポールのレズビアン3人にインタビューしたドキュメンタリー作品「女性を愛す女性(Women Who Love Women: Conversations In Singapore)」はR21指定(21歳未満禁止)ながら上映され、多くの観客が詰めかけた。
Singapore International Film Festivalシンガポール国際映画祭2007‐大賞に「オペラ・ジャワ」(2008-04-14)
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