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ポータブル・フィルム・フェス、シンガポールで開幕−オンライン投票で各賞決定
オンラインを利用した映像祭「ポータブル・フィルム・フェスティバル」が4月1日、シンガポールで開幕した。2006年にオーストラリアで始まった同映画祭は今年で3回目を迎え、シンガポールでの開催はアジア初。主催は、メルボルンに拠点を置くポータブル・コンテント社。
同映画祭はインターネットで世界中から映像作品を募集し、一般に公開してユーザーのオンライン投票により受賞者を決定する。ユーザーはパソコンだけでなく、携帯電話やiPodなど携帯端末の小型ディスプレーに映像データをダウンロードして鑑賞できる。昨年の受賞作品はウェブサイト上で公開されており、現在も入手できる。
今回の開催にあたり、シンガポールではオンライン上のフェスティバルとは別に独自の企画も行っている。4月5日・6日には、「アーツ・ハウス」(1 Old Parliament Lane)でシンポジウムとワークショップが開かれ、24人のシンガポールの映像作家たちがHDフォーマットを用いた4章2作品を制作した。
8月3日までの開催期間中は、フェスティバルのロゴをダウンロードしたり、「アーツ・ハウス」で配信映像を収録したDVDパックも入手できる。こうした企画は、同映画祭への関心を高めてもらうのと同時に、シンガポールの若い才能を発掘することが目的だという。
同フェスのクリエーティブ・ディレクター、アンドリュー・アポストラさんは「現代人は忙しく、映画を観たいと思っていながらもその時間が取れない。このポータブル配信を利用すれば、映像をダイレクトに携帯端末で受け取ることができ、好きなフィルムを電車の中やランチタイムなどにいつでもどこでも観ることが可能」と、オンラインデジタルメディアの利点について話す。
メディア振興局のディレクター、ピーパム・フーさんも「今回の試みによって、オーストラリアとシンガポールのメディア間での交流促進が期待できる。シンガポールのメディア産業における大きな可能性を確信している」と期待を寄せる。
今年の作品の応募受付は5月31日まで。応募作品は8月に同フェスのウェブサイト上で公開され、ダウンロードもできる。
Portable Film Festival(2008-04-16)
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