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シンガポール・フード・フェスティバル−食の「歴史」を発見
(2008年07月05日)
今年で15回目となるシンガポール最大級の食のイベント「シンガポール・フード・フェスティバル2008」が7月4日から始まった。同フェスは「食の変遷をたどりながら、シンガポールの郷土料理を楽しむ」ことをコンセプトとし、今年は1960年代のホーカーズ(屋台)やコピティアム(喫茶店)の雰囲気や料理を再現しているのが特徴。
期間中、郷土料理の史跡をたどるツアーやスパイスがテーマのフード・カーニバル、フード・サンプリングにクッキング・クラスなど40以上のシンガポールの食にちなんだイベントが催される。
同イベントの共同運営者、ピーター・ニップ社のピーター・ニップCEOは「原点回帰」を今年のテーマにした理由を「1960、70年代の伝統的なスタイルをもったホーカーズやコピティアムが少なくなっている。これらの場所では高級車に乗るビジネスマンから庶民まで、誰もが等しくシンガポール料理を楽しめるところ。この伝統を守っていきたい」と説明する。
シンガポールを代表する料理は、中華系、マレー系、インド系さらに中華とマレー料理が融合したぺラナカン料理の4つ。代表的なものとして、中華系のチキンライス、フライド・クイテヤオ(太目のビーフンと海鮮などを炒めた料理)、マレー系のサテイ(ピーナッツソースをつけて食べる串焼き肉)、インド系のロティ・プラタ(カレーとともに供される平焼きパン)、ぺラナカン料理のラクサ(香辛料とココナッツミルク入りのスープ麺)やフィッシュ・ヘッド・カレー(魚の頭とココナッツミルクを使ったカレー)などがある。
これらの郷土料理はシンガポールで一番古い生鮮市場であり、「古いマーケット」という意味を持つラオ・パサをはじめ、チャイナタウンやリトルインディア、パヤ・レバなどの地域で味わうことができる。
昨年度、同イベントに訪れた人数は46万人で、うち20%は旅行者だという。今年はそれを上回る来場者を期待している。7月27日まで。
シンガポール・フード・フェスティバル
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