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シンガポール最大の旅行博「NATAS」-富山・沖縄からも初出展
(2009年03月03日)
シンガポール旅行代理店協会(NATAS)が主催する国内最大の旅行フェア「NATAS Travel 2009」が2月27日~29日、シンガポール・エクスポ(1 Expo Drive)で開催された。30回目となる今年は135の旅行代理店・団体が出展し、期間中56,079人が来場した。
日本政府観光局(JNTO)と地方自治体事務所、日本の観光関連団体は、合同で日本パビリオンを出展。富山県、プロビスささやま/トヨタレンタリース、沖縄観光コンベンションビューロー、ジャパニーズ・イン・グループの4団体が初出展した。特設ステージでは、台湾の「Ten Drum Art Percussion Group」の太鼓演奏、沖縄の伝統芸能グループ「流楽座(りゅうらくざ)」のエイサーパフォーマンス、北海道旭川の邦楽ユニットによる尺八、和太鼓、琴演奏なども行われた。
JNTOの石崎雄久ディレクターは「沖縄は独特の歴史、風習、文化が徐々に関心を集めており、これからの伸びが期待される旅行先。富山県は名古屋から大阪に抜けるツアールートの目玉観光地として、近年シンガポーリアンの関心が高まっている。特に立山黒部アルペンルートの『雪の大谷』は、大きなインパクトを与えることができた」と出展の手応えを語った。
世界的な景気後退が進む中、昨年のJNTO統計(暫定値)によると、訪日シンガポール人旅行者数は年間約16万8,000人、伸び率は前年比約10%の増加を維持したが、2007年(31%)、06年(23%)と比較すると伸び率は鈍化傾向にある。こうした状況を受けてJNTOでは、中部、関西、九州地方への旅行誘致を企画。同イベント開催期間中に、指定旅行会社を通じて3地方への旅行商品の購入客に、せんべいを進呈するなどした。
一方、日系旅行代理店エイチ・アイ・エスは、鳥居をイメージしたブースを設置。トルコ、南アフリカ、インドネシア、日本の4カ国に絞ってプロモーションを展開し、現地からのスタッフが来場者に観光情報などについて詳しく説明した。
JTBは昨年よりスペースを拡張し、旅館をイメージしたブースで日本各地への旅行パッケージをメーンにアピール。同シンガポール支店のオウ ヤン キット ファン副支店長は「今年は不況の予兆があるせいか、昨年度よりも来場者が減ったように感じた。シンガポール人に人気の札幌や東北エリアに加え、黒部・アルペンルートや沖縄への問合せもあり、ニーズの多様化を実感した」と話す。「来場客は既に年間の旅行を計画していることが多く、会場で即決成約される方が多い。今年は3月中旬と6月のスクールホリデー、8月のナショナルデー(独立記念日)の旅行成約が各社で多く見られた」とも。
NATAS 公式サイトシンガポール最大の旅行フェア「NATAS」開催-過去最大規模に(シンガポール経済新聞)
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