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パルコ、シンガポールに商業施設を来春開業-若手デザイナー支援策も
(2009年06月12日)
日系商業デベロッパー、パルコ・シンガポールは6月9日、コンラッドホテル(2 Temasek Boulevard)で会見を行い、来春マリーナ地区に商業施設「パルコ@ミレニア」を開業するとともに、シンガポールの若手デザイナーを支援する「ファッション・インキュベーター・プロジェクト」を導入すると発表した。
同SCの延べ床面積は、3フロア(地上1階~3階)で約8万5,000平方フィート。1階は化粧品や靴、アクセサリー、2階はファッション、3階は日本食レストランとライフスタイルをテーマとし、20~30代の情報に敏感なヤング・エグゼクティブ層をメーンターゲットに据える。
今回発表したプロジェクトでは、シンガポールの若手ファッションデザイナー25人を選出し、パルコ@ミレニア2階に設ける約6,000平方フィートの特別スペース「ファッション・インキュベーター」に、ほかのテナントよりも低い賃料で商品展示と販売の機会を与える。備品や試着室、什器、共同レジなどを無料で提供し、専任トレーナ-が商品開発や経営の指導とサポートにあたるほか、日本での研修も行う。6カ月の準備期間と12カ月の店舗運営で1クールとし、3年間で2クールを実施予定。
デザイナーの参加資格は、自身のブランドを有しているが主要商業施設に店舗を構えていない、または新卒でファッションや小売業界での経験がないこと。デザイン系の学校やウェブサイトを中心に告知を行っており、今月末まで応募を受け付けている。
同プロジェクトは、シンガポール繊維ファッション協会との共同事業で、規格生産性革新庁(SPRING)や国際事業庁、デザイン・シンガポールが支援にあたる。パルコ・シンガポールの日高州一社長は「才能ある若手デザイナーを支援することが当社のポリシー。政府機関からの支援を受けられたこともあり、シンガポールでも当プロジェクトを導入することにした」と話す。
パルコは1995年からブギス地区で店舗を構えていたが、2006年初頭に同店の経営権を「ブギス・ジャンクション」売却。その後、今年2月までクラークキーの商業施設「セントラル」の運営を受託していた。
「セントラル」商業施設が先行オープン、パルコが運営受託(シンガポール経済新聞)セントラルが日本の福袋を販売-昨年完売の好評を受けてグレードアップ(シンガポール経済新聞)
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