天気予報

30

26

みん経トピックス

星・マリーナ湾花火で新年星・伊勢丹新ECサイト開設

ラサール芸術大学で「シンガポールの光と影」著者・盛田茂さんトークイベント

ラサール芸術大学で「シンガポールの光と影」著者・盛田茂さんトークイベント

映画界という切り口から書かれた「シンガポールの光と影」表紙

写真を拡大 地図を拡大

 リトルインディア近くのラサール芸術大学(1 McNally Street)で1月9日、「シンガポールの光と影~この国の映画監督たち~」著者の盛田茂さんがトークイベントを開く。

 「著者と『シンガポール』を語ろう!」をテーマに開く同イベント。シンガポール映画に関わる最新の研究を集約し、昨年12月に出版した同書は、第1部で、シンガポールの歴史やシンガポールの映画の歴史を解説、第2部ではシンガポールの言語、文化、宗教、国民意識、徴兵制、高齢化社会などについて展開している。盛田さんは2006年から毎年1~2カ月間、HDB(シンガポールの公団住宅)に滞在し、映画関係者やメディア関係者を取材し情報を集めたという。

 主に中国人・マレー人・インド人で構成する多民族国家のシンガポールでは、公用語として英語を使う一方、民族間ではそれぞれの国の母国語を使っている。同書は、移民で成り立っている建国50年の都市国家・シンガポールの現状を映画から見た切り口で分析する。

 盛田さんは「真摯(しんし)かつ強(したた)かに製作活動を続ける映画関係者の肉声を、なるべく多くの日本の方々に伝えたいと強く思っていた」と話す。トークイベント当日は、盛田さんが、著書を交えながら現地在住の日本人たちと交流する。

 「シンガポール建国の父リー・クアンユー元首相の死去が、今後の動向に大きな影響を与えるのは明らか」と盛田さん。「近年、経済成長の代価としてどれだけの物を失ったかが見直され、物の豊かさより心の豊かさが求められるようになっている。ソーシャル・メディアでは、今までタブー視されていた内容が公開され、論議の俎上(そじょう)に載り始めている状況が顕わになってきている」とも。

 トークイベントは14時開演。参加無料。会場はLASALLE College of the Arts のF208(Fブロックの2階)で行われる。

グローバルフォトニュース