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無印良品―MUJI―会長、シンガポールでデザイン戦略基調講演

無印良品―MUJI―会長、シンガポールでデザイン戦略基調講演

シンガポール国立図書館で基調講演を行う良品計画会長の金井政明さん

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 ブギスにあるシンガポール国立図書館(100 Victoria Street)で3月15日、シンガポール・デザイン・カンファレンス「Innovation by Design Conference2016」が行われ、良品計画会長の金井政明さんが基調講演を行った。

60年前の日本を説明している様子

 現在開催されている「シンガポール・デザイン・ウィーク2016」では、100を超えるイベントが島内全域で行われている。「無印良品-MUJI-」をグローバル展開している良品計画の金井さんは2015年に会長に就任。事業の海外展開を積極的に行っている。同社のコンセプトや事業内容をデザイン関連に携わる現地の人に向けて説明した。

 「当社の目的を一言で言うと『役に立つ』こと」と金井さんは冒頭で説明。60年前の日本の生活シーンを写真で紹介し、雪国で生活する大変さや、地域の人たちと共同で行う季節の行事など、写真を使ってこの60年間で日本のライフスタイルがどのように変化したかを説明した。「今の日本人は人間力が落ち未来に不安を感じている。それを直していくことがデザインの一つの仕事。今後はもっと『丁寧』『繊細』『簡素』『簡潔』『調和』のある生活を目指していった方がいい。そうした暮らしを『感じ良い暮らし』とわれわれは呼んでおり、それを世界に紹介したいと考えている」と話した。

 同社は1980(昭和55)年に事業を開始。消費社会に向けたアンチテーゼから始まったという。クリエーティブデザイナーの田中一光さんが中心となり、商品や、店舗デザイン、BGMを含めたコミュニケーションなど、コンセプトを一気通貫で浸透させたことで同社は発展した。同社の特徴として「売る側が個性を排除し、お客さまに個性を委ねたデザイン。ブランド名やデザイナー名で商品を誘導しないこと」であると説明。素材、工程、パッケージで無駄を省き、どうしてそれを省いたのかを説明書きに加えた。現在は商品開発にとどまらず、地域活性や、団地の再生、成田空港のデザインや駅のデザインを手掛けている。

 同社は現在、シンガポールに9店舗、香港に14店舗、マレーシアに4店舗、インドネシアに2店舗、フィリピンに7店舗、タイに11店舗を展開している。2017年には海外の店舗数が国内の店舗数を上回る予定。

 シンガポール・デザイン・ウィークは今月20日まで。

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