特集

シンガポールの日系印刷会社
「ACCEA」中植靖也さん

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中植靖也さん=兵庫県西宮市出身。2013ACCEA入社。趣味はビリヤード、読書、映画鑑賞。

事業内容を教えてください

 「当社はオンデマンド印刷の会社です。お客さまからいただいたデータを紙に出力したり、加工して会議資料や会社パンフレットなどを作らせていただいたり、ポスター、名刺なども印刷しています。オフセット印刷ではミニマムロットがありますが、それに対して当社は1部からの印刷が可能です。そこに特化して、スピード感を持ってサービスを提供しています」

ACCEAは日本ではどれくらい展開されていますか

 「日本では東京、大阪に30店舗、岡山、沖縄にも出店しています。今後日本でもエリアを拡大し、店舗数を増やしていく予定です。海外では、シンガポールが初出店です」

-同業の会社はシンガポールにも多くあるのでしょうか

 「チェーン展開している企業は少ないようですが、個人で印刷業を行っている所はたくさんあります。同業はたくさんありますが、ここまで機材をそろえている所は少ないと思います。大判ポスターをはじめ、UVプリンターでサプライ品としてボールペンにロゴ印刷や、プラスチックカード印刷などもさせていただいております」

-どのような利用客が多いですか

 「日系では飲食店さんが多いです。ポスター、ショップカード、メニューなどをお手伝いさせていただいております。オフィスユースでは、コンサルタント系の会社資料、会社案内、展示会用ポスターやフライヤーが多いです。それに伴う製本やバインディングなども多いですね」

シンガポールに来られたきっかけを教えてください

 「もともと関西の不動産会社で働いていたのですが、その会社の上司がACCEAに入社した際、声を掛けられました。当初は日本人スタッフが3人いたのですが、帰国して今は私1人です」

シンガポールならではの大変さはありますか

 「英語もままならないのに、英語の発音もさまざまな上、多様な言語が飛び交うので刺激的で楽しい反面、せめて英語はきちんと勉強しないといけないなと思っています」

日本と比べて、お客さまの反応や対応に違いはありますか

 「先日、資料を指定の会場に納品させていただいたのですが、数日後に『受け取っていない』との連絡を受けました。結局手違いだったのですが、同様のケースで状況を確認する前に、まず謝罪してしまい余計複雑になったことがありました。いまでもつい『Sorry』と言ってしまいそうになりますが、まず速やかに状況を確認するよう気をつけて仕事をしています」

日本人スタッフが1人ということですが、ローカルスタッフとはどのようにコミュニケーションを取っていますか

 「今はローカルスタッフが4人、パートタイマーが1ですが、まめにミーティングをしたり、たまに飲みに行ったりしてコミュニケーションを図っています。日本に興味があるスタッフが多く、日本語も聞き取りはできます」

-ローカルスタッフの教育でどのようなところに大変さを感じますか

 「DTPは技術職という部分も強いので「育てる」ことが必要なのですが、こちらは転職も頻繁なので、ローカルのリーダーたちは試用期間で判断してしまうことが多いです。もっと『育てる』という長期的な視点で人材の可能性を判断してほしいと感じています」

個人のお客さまにお薦めのサービスがあれば教えてください

 「Pull up Bannerやネームタグなど新たなサービスをスタートさせました。日本語でお気軽にお問い合わせください」

ACCEA SINGAPORE PRIVATE LIMITED

10 Anson Road #01-22 International Plaza Singapore 079903

+65 6224 3422 日曜日定休。

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