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インタビュー2017-07-29

【連載】Singa LocaLife vol 52 【おいしいそばをシンガポールでも~そばに懸ける人生】vol1

シンガポールでも和食人気は高い。中でも評判店の一つが、人気漫画「美味(おい)しんぼ」にも登場した柴崎好範さんのそば店「新ばし」。挑戦を続ける柴崎さんに「そばに懸ける人生」について聞いた。   

4月末にグレートワールドシティ地下に「新ばし」の2店舗目がオープン。柴崎さん自ら視察してほれ込んだタスマニア産のそば粉を使った、香り高く甘みのある手打ちそばを提供している。現在、ローカル客が7割と、地元住民からの人気も高い。

静岡市の「新ばし」の跡継ぎだった柴崎さんは店を引き継ぐが、「日本のそばを広めたい」と1991年にオーストラリアにそば店をオープン。苦労の末、ローカルにも人気の話題の店になる。その後、シンガポールRE&Sが経営するオーチャードのパラゴンに1号店をオープン。2012年に帰国し、東京都杉並区内に構えた店も人気店になるが、再びRE&S社長から要請を受け、もう一度海外で挑戦したい思いを捨てきれず、昨年4月に当地に戻ってきた。

この時、杉並店の「閉店のお知らせ」が「感動を呼ぶ」と話題になった。通常は、貼り紙に「閉店の案内」が短く記されるのみだが、柴崎さんは、経緯を詳しく説明した上で「これが人生最後の挑戦である」と海外挑戦への思いを熱く伝え、その上で丁寧に客への感謝をつづった。

 誠実な人柄でもファンを集める柴崎さんだが、当地の人気店になるまでは紆余(うよ)曲折があった。

(続く)

(シンガポール経済新聞 秦野理恵)

柴崎好範さん日本人の財産である「そば」に魅せられ、日本そのままの「そば」を広めたいと思い、約20年間海外でそば屋をやってきた、65歳のオヤジです。

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