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エリア特集2017-08-31

【連載】Singa LocaLife vol 59 【日本のおもてなしを当地でも。インディバサロン経営 女社長の夢】Vol2

「海外での起業」に憧れる人は多いが、現実は簡単ではない。挫折者も多い中、夢を実現させていく黒田望美さん。当地初の日本人によるインディバ専門サロンを経営する若き女社長に話を聞いた。

家族や海外生活の影響で「健康に貢献する仕事で起業したい」と考えた黒田さん。インディバに興味を持ち、起業準備を始めたが、壁になったのが“資金”。

余裕がなかった為、エージェントは入れずに、設立手続き、ローカルディレクターや秘書役探し、就労ビザ申請、ローカルパートナーとの交渉、新店舗の賃貸契約、印紙税支払いなど、全て自分で行った。

時間も労力もかかる作業をこなした黒田さん、「大変だったが、これも必要なこと。後々生きるし、人生に無駄はない。全ての経験が活きている」と笑顔で話す。


 とはいえ、海外で仕事することは挫折や不安、孤独との戦い。ポジティブでい続けることが大変な時もあるが、ポイントは「心を積極的にする事。昔は依存的でネガティブ思考も強かったが、思考は変えられる。積極的な姿勢を貫くようになった」と話す。実際、その姿勢を見て応援してくれる人も多いという。
 

サービスを始めてからも困難は尽きない。人種によってお客様の求めるサービスが異なるのだ。「理論はいいから結果を!」というシンガポーリアンには、実践しながら効果や作用を説明。逆に、欧米人は理論や作用を理解、納得しないと施術に興味を持たない。

各々の価値観が違うので、求めるものを瞬時に見極めて接客することが大切だという。マニュアルだけではダメで、固定観念は捨て、臨機応変にお客様に合わせてのカスタマイズが求められている。

この先、黒田さんが抱く夢は・・?(続く)

(シンガポール経済新聞 秦野理恵)

黒田望美さん1985年生まれ。女子美術大学卒業後、渡米しMBA取得。シンガポールで日系、外資系企業の秘書・営業職に就く。

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