シンガポールに「京都のデザートと和食」がテーマの複合業態店

地元の利用客への人気が期待されるメニューの一つ「トンペイオムライス」

地元の利用客への人気が期待されるメニューの一つ「トンペイオムライス」

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 「味千拉麺」チェーンを展開するバッハマン(420 North Bridge Road)は5月25日、SC「プラザ・シンガプーラ」2階に和食レストラン業態の「京都茶房味亭」4号店(68 Orchard Road)をオープンした。

 同店の面積は2,400平方フィート、席数は約120席。既存のラーメン店「味千拉麺」(約1,500平方フィート)に隣接している。店内のデザインは既存店同様木目の落ち着いた雰囲気だが、これまでのオープンなレイアウトと異なり、広めの座席を区切り照明を若干暗めにしてプライベートな空間を演出しているのが特徴。

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 同店のコンセプトは「京都のデザートと和食」。自然で健康的な和食をリーズナブルな価格で提供する。昨年5月のブギスでの1号店の開店からほぼ1年たち、メニューを若干入れ替えたという。「シンガポール人の利用客には焼き鳥や串料理が好評」とのことで「アスパラの豚肉巻き」(黒豚使用、3.8シンガポールドル)、「黒豚串」(6.8ドル)といった黒豚を使用した料理を試験的に導入した。ボリューム感と鮮やかな色合いも好評で、「クレイフィッシュオムライス」(11.8ドル)、「トンペイオムライス」(10.8ドル)、「チキンカツカレー・オムライス」(10.8ドル)などのオムライスメニューを拡充した。

 一方、同社経営のラーメンチェーン「味千拉麺」は6月8日、SC「ホーガン・モール」への新店オープンで、シンガポール内で13店舗の規模となった。「味千拉麺」は1968年に熊本市で第1号店がオープンしたフランチャイズチェーン。昨年末までに日本で113店、海外8カ国で153店を展開する。「バッハマン」は、シンガポール、マレーシア、インドネシアの3カ国でのマスター・フランチャイジー。シンガポールでの初オープンは1997年で、ラーメン専門店としては初だったという。

 「バッハマン」高橋研一社長は両ブランドの今後の展開について「『味千拉麺』は事業の形が確立しているので比較的安心して運営出来るが、飽きられないためにはチャレンジが必要」と言い、「『味亭』は生まれてまだ1年なので試行錯誤が必要」と分析する。SC「IMM」では、両ブランドの複合店がすでに展開しており、今後も「ラーメンとデザートの複合店」や「高級志向化に対応」などに挑戦していきたいという。

味千拉麺(日本)味千拉麺(シンガポール)

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