F1シンガポールGPのコース正式発表-61周で反時計回り

正式発表となったF1シンガポールGPのコース。(C)Copyright Urban Redevelopment Authority

正式発表となったF1シンガポールGPのコース。(C)Copyright Urban Redevelopment Authority

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 開催まであと1年と迫ったF1シンガポールGPの「ワンイヤー・カウントダウン」が9月28日、エスプラネード(1 Esplanade Drive)で行われ、FIA(国際自動車連盟)の承認を受けたコースが正式発表された。

 コースは全長5.067キロメートルで、スタート/ゴール地点となるピット正面部分を含む1.2キロメートルが新たに建設され、その他のコースは既存の公道が使用される。コース中で最狭部は、フラトン・ホテル横のアンダーソン・ブリッジで全幅8メートル。周回数は61周で反時計回り。2008年予定の全18戦のうち、反時計回りのレースはトルコGP、ブラジルGPを含む3レースのみ。直線部の長いラッフルズ・ブルーバードでは、時速300キロを超えるスピードでのレース展開が予測されている。

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 イスワラン国務相(通産部門担当)は、「コースはシンガポールの高層ビル群や、市庁舎、旧最高裁判所、エスプラネードといったランドマークの前を通過するので、シンガポールをアピールする絶好のショーケースになる」と話している。また、F1史上初となる夜間開催については、国外のサーキットを使用して安全性などを確認するテストが進められており、「近日中に正式発表される」としている。

 今回のFIAの承認を受けて、レースで使用される道路の建設・整備が10月から開始される。費用は約1,800万シンガポールドル(約13億7,000万円)で、佐藤工業ほか2社が受注した。完成は来年5月を予定。工事を監督するLTA(陸上交通局)は「工事による周辺の道路交通への影響は、非混雑時に工事を行うことなどで最小限にとどめる」としている。

 観客席には、フローティング・スタジアム(水上スタジアム)のスタンド部分や、8月から建設を開始したピットが使用されるほか、市庁舎前のパダン広場や戦争記念公園など、数カ所への仮設スタンド建設が検討されており、立見席を含めて12万人を越える観客スペースが設けられる。

 今回のカウントダウンに合わせて公式サイトの運営も始まり、チケット購入の主要窓口としても使用されることが発表された。チケットは、企業向け=11月下旬から、一般向け=12月から、それぞれ3日間共通券のみを発売開始予定。1日券は来年2月の中国正月前を予定。価格は未発表。

シンガポールGP公式サイト