断食のラマダーン月を理解するイベント開催-チャリティも

日没が近づきダンスを始めるマレーの人たち

日没が近づきダンスを始めるマレーの人たち

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 ラマダーンについて知識を深めるイベント「シラナン・ラマダン07」がラマダーン月(9月13日~10月12日)の毎週末土曜日・日曜日、「マレー・ヘリテージ・センター」(85 Sultan Gate)で開催されていた。

 同イベントは、旅行者や非ムスリムの人達、またムスリムの若者達に気軽に楽しみながらマレーの社会経済学上の慣習を学んでもらおうというもの。また、ラマダーンについての意識を高めることや、人種間の垣根を乗り越えて助け合うことも目的としている。ラマダーン中の「やっていいこと」「やってはいけないこと」を学ぶことにより文化と人種と宗教の多様性を理解してもらうことも目指している。ラマダーン明けの祭日「ハリ・ラヤ・プアサ」に向けてマレー文化ではどのように準備していくかかいま見れるという。

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 ラマダーンが始まって最初の土曜日、9月15日には「チャリティ・クトゥパット」がスタートした。クトゥパットはちまきの一種。椰子の葉を折り込んで作った小袋に米を詰めて蒸したもの。蒸される間に米が膨張し、小袋内が圧縮された状態になる。通常このご飯をレンダンとよばれるドライビーフカレーと一緒に食べる。同チャリティでは、期間中に同センターを訪れた人たちに1個あたり2シンガポールドルの募金を集め、チャリティ最終日には集まった全てのクトゥパットを一斉に調理して、必要な人たちに渡すという。また収益はマレーの文化と遺跡を保存するために使われるという。

 同イベント最終日の10月6日、日没前からダンスやマレー歌謡がはじまった。日没と同時に食事が始まった。また、同センター周辺には多くの出店が軒を連ね、お祭りのような賑わいを見せていた。同センター隣にある観光名所のアラブストリートを訪問していた観光客は「お祭りのような賑わいだったので立ち寄ってみた。色々珍しいものが見られた」と話していた。

 6日時点でチャリティに集まった金額は約5万ドル。クトゥパット2万5千個分。ラマダーン最終日の12日まで続けられる。

マレー・ヘリテージ・センター

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