星最大の芸術祭「シンガポールアートフェス」-日本からニブロールが参加

シンガポール・アート・フェスティバルに参加する日本のダンスカンパニー「ニブロール」のパフォーマンス(Photo:Satoru Watanabe)

シンガポール・アート・フェスティバルに参加する日本のダンスカンパニー「ニブロール」のパフォーマンス(Photo:Satoru Watanabe)

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 音楽、ダンス、演劇、ビジュアルアートまであらゆるジャンルのアートイベントをカバーする「シンガポール・アートフェスティバル」が5月23日より、エスプラネード・シアター・オン・ベイを中心に始まる。

 世界の芸術に触れ、新鮮な感動を味わえるシンガポール最大の芸術の祭典として、1997年に始まった同フェスは31回目。今年は世界20カ国以上からの総勢1,800人のアーティストが500以上のイベントに参加する。700万シンガポールドルの予算を計上し、55万人の観客動員を見込む。

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 期間中、ストリートアートやコンサート、絵画展などフェスに関連するイベントがシンガポール島内で楽しめ、特に舞台芸術と音楽部門には、世界的に著名なアーティストやグループが顔をそろえることから、例年、前評判が高い公演のチケットは売り切れるのが早い。オープニングは、ボート・キーでのダイナミックな水のショー(23日~25日)でキックオフ。

 今年の最大の目玉は、モロッコのカサブランカ生まれの振付師エデゥアール・ロックさん率いるカナダのダンスカンパニー、ラ・ラ・ラ・ヒューマン・ステップスの最新作「Amjad(アムジャッド)」(モロッコ語で、素晴らしいまたは驚くべきという意味)。

 19世紀の古典バレエの代表的作品である「白鳥の湖」と「眠れる森の美女」を合わせて、ロックさん独自のアレンジで振付したモダンバレエ作品。ダンサーの身体能力の限界に挑戦するかのような超高速の技巧を屈指した踊りには、誰もが驚嘆すると言われる。

 日本からは、ニブロールが「NO DIRECTION」(方向性がないという意味)を披露する。ニブロールは、ダンスを中心に振付家、映像作家、音楽家、ファッションデザイナー、照明美術家、建築家、ジャーナリストなど各界で活躍する作家たちで構成されたダンスカンパニー。現在、コンテンポラリーダンスとアートの世界で注目を集めている。

 各イベントのチケットはSISTICにて発売中。オープニングとクロージングイベントへの参加は無料。スケジュール、そのほかの詳細は公式ウェブサイトで確認できる。6月22日まで。

Singapore Arts Festivalシンガポール・アーツ・フェスティバル2007~30周年を迎えて~(前編)(シンガポール経済新聞)シンガポール・アーツ・フェスティバル2007~30周年を迎えて~(後編)(シンガポール経済新聞)

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