星最大のモスクで日本語によるセミナー-「ハリラヤ・ハッジ」解説を中心に

(左から)セミナーの講師を務めたノラ・ユウコ・ビンテ・アヴドゥーラさん、アイシャ青山さん

(左から)セミナーの講師を務めたノラ・ユウコ・ビンテ・アヴドゥーラさん、アイシャ青山さん

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 シンガポール最大のイスラム教寺院「サルタン・モスク」(3 Muscat Street、TEL 6293-4405)は12月6日、イスラム教の祝日「ハリラヤ・ハッジ」を日本語で説明するセミナーを開催した。同モスクでは英語によるセミナーを毎年実施しているが、日本語での開催は今回が初。

 ハリラヤ・ハッジは、預言者イブラーヒーム(アブラハム)が息子イスマーイール(イシュマエル)を神アッラーへの犠牲として捧げようとした故事を記念する日で、聖地メッカへの巡礼(ハッジ)期間にあたる。羊や牛、ヤギなどの家畜を捧げる「イードル・アドハー(犠牲祭)」も行われ、肉は家族や友人、恵まれない人々と分け合って食べることになっている。

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 セミナーには主催者の予想を上回る40人以上が参加。ハリラヤ・ハッジの説明を中心にイスラム教に関する教えなどを1時間半にわたって詳しく解説した。セミナー後の質疑応答では、参加者から「ムスリムはなぜ犬に触れてはならないのか」「豚肉を誤って口にした場合はどうなるのか」などの質問がいくつも挙げられ、イスラム教に対する興味の高さがうかがわれた。

 同モスクからの依頼で講師を務めたノラ・ユウコ・ビンテ・アヴドゥーラさんは「イスラム教の誤った情報が氾濫しているので、正しい情報を伝えるよい機会になった」とセミナーの意義を振り返った。

 同モスクでは、拝観に訪れる観光客の7割が日本人であることから、毎週火曜・木曜の10時~13時に日本語のガイドサービスも行っている。拝観時間は9時~12時、14時~16時(金曜のみ14時30分~16時)。

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