シンガポールに新テーマパーク「リバー・サファリ」-2011年開業へ

2011年開園予定の動物テーマパーク「リバー・サファリ(仮称)」イメージ

2011年開園予定の動物テーマパーク「リバー・サファリ(仮称)」イメージ

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 シンガポールの人気観光・レジャースポット、シンガポール動物園とナイトサファリ(80 Mandai Lake Road)、ジュロン・バードパーク(2 Jurong Hill)の3園を運営するワイルドライフ・リザーブス・シンガポール(WRS)社は、川をテーマにした動物テーマパーク「リバー・サファリ」(仮称)を開園すると発表した。開園予定は2011年。

 同テーマパークは、既存の動物園とナイトサファリを含む89ヘクタールの敷地内に1億4,000万シンガポールドルを投じて建設する。園内をボートで巡りながら、淡水の水辺の環境や動植物の生態に親しみ、子どもから大人まで楽しめる体験型のアトラクションを目指す。昨年、シンガポール動物園には160万人、ナイトサファリには110万人が来園。「リバー・サファリ」には年間75万人の入園者を見込んでいる。

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 同社のファニィ・ライ最高経営責任者(CEO)は「淡水生態系は、河川や湖、沼、洞窟(どうくつ)なども含めて、水の流れにより環境を維持するエコシステムを形成している。こうした豊かな生態系である湿地帯の環境破壊は、森林や海洋の生態系以上に深刻な状態で、1970年からの30年間で湿地に生息する動植物が半減したという研究結果もあるほど。新テーマパークは、ユニークな淡水生態系への関心と保護の重要性を来場者に喚起するのが狙い。既存の3園では飼育されていない動物を補う役割も担うことになる」と話す。

 同テーマパークの構想は、2年前から検討が続けられ今年から建設に着手。マンダイ自然保護区の生態系への工事による影響を最小限にとどめるよう、国立公園管理局やPUB(公益事業庁)など政府機関とも連携して事前調査を行い、木々の植え替えや、3万本以上の植林を行う計画も。現在、動物園とナイトサファリで飼育されている動物の一部を新テーマパークに移すほか、他の動物園との交換プログラムで新たな動物も迎える予定。

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