シンガポール日本人校元教諭、熱帯植物図鑑を自費出版

自身で撮影した写真をベースにした植物図鑑を自費出版した早田和美さん

自身で撮影した写真をベースにした植物図鑑を自費出版した早田和美さん

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 日本人学校元教諭の早田和美さんが、シンガポールで観察できる熱帯植物の生態をまとめた「驚きの熱帯植物」を自費出版した。

 同書は、早田さんが調べた熱帯植物の生態をわかりやすく紹介するとともに、趣味の一環として撮影していた植物の写真を掲載。当初は生徒の卒業記念として発行する予定だったが、日本語で書かれた熱帯植物図鑑がシンガポールでは見当たらなかったことから、今回の自費出版に踏み切った。

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 早田さんが来星したのは1989年。1994年から渋谷幕張シンガポール校で理科教諭として教べんを執る傍ら、シンガポールならではの熱帯植物の研究を行い、同校の学園祭で自身が撮影した植物の写真を展示するなどの活動を続けていた。昨年同校を退職した後、現在は沖縄に居住している。

 今回の出版に際し、早田さんは「シンガポールに住んで以来、名前も知らなかった花の存在が気になっていた。短い期間しか花をつけない植物や夜中にのみに開花する植物もある。こうした植物を発見できる喜びはシンガポールならではのものだったが、植物についての情報を日本語で十分に得ることはできなかった。この本を通じて、多くの方々にシンガポールの植物を楽しむきっかけを持ってもらいたい」と話す。

 価格は1冊18シンガポールドル。6月15日より、シンガポール島内の紀伊國国屋書店(高島屋店=TEL 6737-5021、リャンコート店=TEL 6337-1300)で販売する。

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