立川志の輔さんの三番弟子、シンガポールへ武者修行ツアーに

今年二つ目に昇進したばかりの立川志の春さんがシンガポールにやってくる。

今年二つ目に昇進したばかりの立川志の春さんがシンガポールにやってくる。

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 立川志の輔さんの三番弟子・志の春さんが7月17日から、シンガポール島内3カ所で武者修行公演を行う。志の春さんは昨年の「志の輔らくごinシンガポール」に前座として初登壇。今年1月に二つ目に昇進していた。一連の公演主催はVivid Creations社。

 志の春さんの前職は三井物産社員。最終学歴は米イェール大学卒。会社員のころ、志の輔さんの落語を聴き衝撃を受けたのが入門のきっかけ。落語家としては長い8年余りの前座生活終え、3月に予定されていた「二ツ目昇進記念の会」が5月に延期となっていた。米国の大学を卒業していることで英語落語も演じるが、師匠からは「英語落語職人にならないよう気をつけよう。本当の落語もおろそかにせず極めなさい」と言われているという。落語協会などに所属していない立川流は常設の演芸場で落語をする機会がなく、二つ目になった落語家は自分で落語をする場所を見つけていかなければならず苦労する。

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 公演日は17日・18日・20日の3日間。17日の会場は、SCグレート・ワールド・シティ内のレストラン厨ダイニング(1 Kim Seng Promenade)。昼夜2回公演で各40席限定。いずれも日本語公演。弁当込みの料金は昼=50シンガポールドル、夜=60ドル。弁当付き。18日はラッフルズ・ホテル・アーケード内のヘアサロン「KIZUKI+LIM」(328 North Bridge Road)が会場。英語公演を行う。料金は15ドル。20日の会場はSC「PARCOマリーナベイ」(9 Raffles Boulevard)。昼時に 2階入口付近で落語を披露する。

 今回の公演に先駆け、志の春さんは「二つ目の立場になってシンガポールで落語をする機会をもらえたことに感謝している。英語落語もまだまだチャレンジ段階。日本の伝統文化を海外の人に知ってもらういい機会にしたい」と抱負を語った。

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