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映画「降りてゆく生き方」、シンガポールで上映へ-きっかけは1通のメールから

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映画「降りてゆく生き方」、シンガポールで上映へ-きっかけは1通のメールから

映画「降りていく生き方」出演の武田鉄矢さんと苅谷俊介さん。

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 日本各地で公開されている映画「降りてゆく生き方」が10月16日、シンガポール日本人会(120 Adam Road)で1回だけ上映される。同作品が海外で上演されるのはシンガポールが初めて。脚本・総合プロデューサーを務めた森田貴英さんの講演が行われるほか、スペシャルゲストとして出演した俳優陣も駆け付ける予定。

 同作品は2009年に日本で初上映。小説や漫画などの原作を下敷きにせず、製作陣自らが取材した人々の哲学、実践、言葉などを基に脚本を作り上げたという。製作プロジェクトは2005年に始まり、インタービュー対象は「奇跡のリンゴ」を作った木村秋則さんなどを含め200人に上る。

 同作品のテーマは「焼け野原から奇跡の復興を遂げ世界有数の豊かで便利な国になった日本に住む日本人が、実は未来への夢と希望を喪失しているのではないか」という問いかけ。出演する武田鉄矢さんなどが「未来に向けて希望を見い出したい」という願いや生き方を観客に語りかける。

 同作品は、目立ったPR活動やDVD販売などを行っていないにもかかわらず、日本国内での上映回数はすでに300回以上を数え、8万人超を動員した。現在も地方を中心に上映が続けられている。

 シンガポール上映のきっかけを作ったのは、シンガポール在住の会社員・田中春美さん。田中さんは作品を今まで一度も見ていないが、千葉で上映したという知人のブログや関連記事を読んで深く共感し、映画関係者にメールを送ったことから実現につながった。

 「シンガポールでも上映できないかな、という私自身の好奇心が始まり。シンガポールでは、シナリオのモデルになっている自然栽培農家の木村さんにあまりなじみがない方も多い。わかりやすいストーリーのない映画ではイメージが湧かないという人も多いが、だからこそ、人から人へつないでゆくことに意味があるのでは。できるだけたくさんの人に見に来てほしい」と田中さんは話す。

 チケットは、一般=30ドル、子ども=15ドル。MRTノベナ駅近くの日本料理店「神田川」、MRTクラークキー駅直上のSC「セントラル」内「ブックマート」「REAL FOOD」で販売している。問い合わせは田中さん(singapore1016@nippon-p.org TEL 9729-0614)まで。

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