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東日本大震災への義援金、総額3570万ドルに-シンガポール赤十字社が発表

国内で募金活動が展開され、多くの思いが寄せられた

国内で募金活動が展開され、多くの思いが寄せられた

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 シンガポール赤十字社は7月17日、東日本大震災への義援金が総額3,570万シンガポールドルに達したと発表した。

岩手県陸前高田市では多目的コミュニティーホールの建設が進む

 集まった義援金はシンガポール在住の個人、会社、団体からのほか、シンガポール政府からの50万ドル分の寄付も含む。地震発生直後には日本赤十字社を通して緊急復興支援として25万ドル分の水、毛布、マットレスなどを宮城県石巻市に寄付。その後、被災地で被害を受けたいくつかの施設を再建するために、東京にあるシンガポール大使館や被災地の地方公共団体、日本赤十字社と連携を密に取り復興支援活動を進めた。

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 被災地域に臨時で夜間医療センターと看護学校を再建し、医療・介護用ベッド250床を福島県に寄付。併せて、被災地域の社会福祉機関には高齢者や障害者が乗用可能な自動車や医療機関に輸送するための軽自動車、仮設住宅に住む人々のための生活必需品の購入資金として寄付した。そのほか、シンガポールのロータリークラブからは二国間の友好の象徴として2つの太鼓セットが寄付された。

 昨年11月には義援金の一部を使って建設した岩手県宮古市田老地区のサポートセンターが完成。そのほか、宮城県七ヶ浜町遠山保育園の再建が開始したほか、岩手県陸前高田市の多目的コミュニティーホール、福島県相馬市の磯部コミュニティーセンターの建設を進めている。

 「私たちは被災者のためにダイレクトに役に立つことは何かを探るために地方公共団体と連絡を密に取り東北地方へと足を運んだ。われわれが関わる復興プロジェクトはわれわれが継続して行うサポートの象徴であり、人々の生活やコミュニティーを再構築するというシンガポール赤十字社の約束でもある」と、同社会長のティー・ツゥア・バーさんは話す。

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