ジャイアントパンダ2頭が来星-12月開業のリバー・サファリでお披露目

愛嬌のある表情を見せる「カイカイ」

愛嬌のある表情を見せる「カイカイ」

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 シンガポール動物園やナイト・サファリなどを運営する「ワイルドライフ・リザーブス・シンガポール(略称=WRS)」社は9月6日、中国からジャイアントパンダ2頭を迎える。

木の上でかわいらしい姿を見せる「ジャージャー」

 シンガポールが中国からジャイアントパンダを贈られるのは、1994年以降では9番目の国。国内初のジャイアントパンダの飼育となる。野生のジャイアントパンダは1600頭に満たない絶滅危惧種として認定されていることから、野生動物の保護に対して国民の意識を高め、絶滅危惧動物の繁殖プログラムを開発することを目的とした中国野生動物保護協会とWRSの間の共同コラボレーションの一環として2頭を10年間シンガポールに滞在させるという。

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 今回来星するのは「カイカイ」と「ジャージャー」と名付けられたジャイアントパンダ2頭。碧峰峡パンダ保護センター(中国・雅安市)を出発後、シンガポール航空のカーゴボーイング747に搭乗。約5時間のフライトの間は換気に留意し、機内の温度を生息地と同程度に設定し、「機内食」として竹やフルーツ、水を提供する。2頭が快適に動ける十分なスペースも提供し、獣医チームも帯同する。 

 「何カ月もの間計画と準備を重ね、ようやくパンダを迎えることを歓迎している。ジャイアントパンダの保全についての総合的な理解を深めるために中国の専門家と一緒に働くことを楽しみにしている」と話すのはWRS代表のクレア・チェンマイさん。

 同日8時20分にチャンギ空港に到着後、温度制御されたトラックで12月開業予定のリバー・サファリへ輸送される。同施設では1カ月間検疫などを受けた後、同サファリ内の長江ゾーンに収容され、開業と同時に公開される予定。

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