星の日本人女性シンガー、「ヤクルト」社歌の英語版を担当

レコーディングに臨むシンガポール在住の日本人女性シンガーのSachiyoさん

レコーディングに臨むシンガポール在住の日本人女性シンガーのSachiyoさん

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 シンガポール在住の日本人女性シンガーのSachiyoさんが、健康飲料メーカー「ヤクルト」の社歌の英語版のレコーディングを担当した。

 英語版の社歌を制作するに至った理由について、「ヤクルトグループでは宅配担当のヤクルトレディの優秀者を年度末に表彰する式典を各国ごとに行うが、シンガポールでの式典はあまり厳かな雰囲気がなかった。式典の重厚感を演出したいという思いと、受賞者へ敬意を示したいという理由から社歌を歌う機会を作りたいと思ったのがきっかけ」と話すのは、同社シンガポール法人マネージングディレクターの植草俊一さん。

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 もともと同社の社歌は日本人男性が歌唱。英語以外の他の言語で制作した社歌もこれまで男性シンガーを採用してきたという。「今回Sachiyoさんに依頼したのは、昨年12月にSachiyoさんが宮城県仙台市で開催した震災復興支援イベント公演の動画を見て、被災者の方々の心を和まし、勇気を与える様子に感動したのが大きな理由」という。

 英語版の社歌を制作するうえで、Sachiyoさんは「より歌詞らしい単語、歌いやすい単語選びのアドバイスをした。メロディーは変えず、原曲の日本語の歌詞を生かす形で英語版を作るということは大変難しく、英語の歌詞としてきちんと意味が通じて、かつメロディーにうまく合うように作るのは至難の技だった」と振り返る。「私が歌った音源を聞いてヤクルトの社員の皆さんが歌うことになるので、『自分がどう歌いたいか』ということよりも『一般の皆さんが歌いやすい歌い方』を追求した。『ヤクルト』という社名の発音も日本語と英語では違うので、発音についても細部まで気をつけた」

 レコーディング前にSachiyoさんが経営陣の前でアカペラで歌い、英語の歌詞と歌い回しの最終チェックをしたうえでレコーディングに臨んだという。「アカペラでの歌を聴いたときも、完成した英語版の社歌を聴いたときも、とても感動した。Sachiyoさんにお願いして良かったと実感した」と植草さん。

 「レコーディングシンガーとして指名してくださったのはとても光栄なことで、大変やりがいがあった。長年シンガポールに住んでいて、シンガポールで初めてヤクルトが販売されるようになった頃も知っているので、とても感慨深いものがあり感謝している」とSachiyoさん。植草さんは 「シンガポールの人たちは日本に比べると会社へのロイヤリティーとか帰属意識は低いかもしれないが、愛社精神が全くないというわけではない。社歌を歌うことで少しでも社内一体感を醸成していきたい」と話す。

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