星「リバー・サファリ」がソフトオープン-アジア初「川」がテーマの野生動物公園

世界最大のカワウソが水中トンネルを泳ぐ様子も見学できる。写真は3日の様子

世界最大のカワウソが水中トンネルを泳ぐ様子も見学できる。写真は3日の様子

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 シンガポール動物園、ナイトサファリ、ジュロン・バードパークを運営するワイルドライフ・リザーブス・シンガポール(WRS)は4月3日、アジア初となる「川」をテーマにした野生動物公園「リバー・サファリ」をソフトオープンした。

 敷地面積12ヘクタール、1億6,000万シンガポールドルを投じて開発された同園。ミシシッピ川、ナイル川、メコン川、長江、アマゾン川といった世界の代表的な8つの河川ごとにゾーン分けされたエリアに、150種以上の植物とオオサンショウウオ、ジャイアントカワウソ、ジャイアントパンダやメコンオオナマズといった絶滅危惧種を含む300種5000頭の水中・陸上動物が生息する。

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 ソフトオープン期間は、アマゾン・フロディッド・フォレスト内の世界最大級の淡水水族館とジャイアントパンダ・フォレストを含むリバー・サファリの淡水ギャラリーや展示を見学できる。ボートに乗って見学するというアクティビティーは今年後半以降の開始を見込んでいるという。併せて、昨年11月以来シンガポール動物園を経由しなければ見学できなかった「ジャイアントパンダ・フォレスト」については、現在はリバー・サファリから見学ができるようになった。

 初日の3日は9時の開園前には地元の小学生や観光客など約300人以上が集まり、1日で約1500人が来園。世界最大のカワウソが水中トンネルを泳ぐ様子や、メコン川ゾーンではメコンオオナマズやパーカーホといった絶滅危惧種を見学した。

 ワイルドライフ・リザーブス・シンガポール(WRS)のクレア・チャン会長は「来園者をもちろん大歓迎しているが、それだけでなく河川で生息する野生動物たちは急速に絶滅しかかっているという現実を紹介したいと思っている。アジアで初めてであり唯一の川をテーマにした野生動物公園として、リバー・サファリは淡水生態系の重要性を強くアピールし、保全するための積極的な活動を呼び起こしたい。絶滅危惧下にある淡水種に対する世界的な飼育繁殖プログラムの役割を果たすことを追求したい」と話す。

 開園時間は9時~18時。ソフトオープン期間の入場料は、大人=25ドル、子ども(3~12歳)=16ドルなど。

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