リー初代首相の葬送パレード、市民10万人が見送る

金融庁ビルの前で、故リー・クアンユー初代首相の葬送行列を見送った人々

金融庁ビルの前で、故リー・クアンユー初代首相の葬送行列を見送った人々

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 故リー・クアンユー初代首相の国葬が29日、シンガポール国立大学カルチャーセンターで行われ、降雨の中、約10万人の市民が約15キロの葬送パレードを沿道から見送った。

 葬送パレードに駆けつけた市民の中には、故・リー氏の名前を呼んだり、涙を流す姿も多く見られた。「この国に生まれたことを誇りに思う。感謝の気持ちでいっぱいだ」(20代男性)。「感傷的な気分がしばらく続きそうだ」(60代男性)。「明日から気持ちを切り替えて、頑張っていきたい」(30代女性)などと語っていた。

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 国葬で弔辞を述べた長男のリー・シェンロン首相は、建国の父の功績をたたえるとともに、父の意志を受け継ぐと語り、国民に一致団結を呼びかけた。葬儀には日本の安倍晋三首相、韓国の朴槿恵大統領、オーストラリアのトニー・アボット首相、インドのナレンドラ・モディ首相、カンボジアのフン・セン首相、インドネシアのジョコ・ウィドド大統領など、各国の首脳も参列した。その後、遺体はマンダイ火葬場に運ばれ、親族らが見守る中、荼毘に付された。

 国会議事堂に遺体が安置され、25日~28日に行われた一般弔問には、長蛇の列ができ、待ち時間が長い時は8時間という状況下、約50万人の人々が訪れた。

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