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巨大植物園のヨーロピアンキュイジーヌで群馬の日本酒「水芭蕉」ナイト、星の女優も来店

プライベートで参加した女優のコンスタンス・ソンさん(右)は、シンガポールの街場でタパスと日本酒を提供するバーのオーナーでもあるという

プライベートで参加した女優のコンスタンス・ソンさん(右)は、シンガポールの街場でタパスと日本酒を提供するバーのオーナーでもあるという

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 永井酒造(群馬県利根郡川場村)は、シンガポールのマリーナベイサンズに隣接する巨大植物園ガーデンバイザベイの温室「フラワードーム」内のヨーロピアンキュイジーヌ「POLLEN(ポーレン)」で4月10日、群馬発の日本酒「水芭蕉」と創作ディナーコースのペアリングを楽しむ会を開催した。

 参加費は一人につき280シンガポールドル。レストランの顧客をはじめ25人が参加。前菜、メイン、デザートなど5種類の料理と5種類の日本酒の相性をディナーコース形式で提供した。北海道産ホタテのカルパッチョの前菜には、シャンパン風のスパークリング酒「Mizubasho PURE」、メインの鮭を使った魚料理には10年物のビンテージ酒「Mizubasho Junmai Daiginjo Vintage 2005」をペアリングするなどした。

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 「ビジネスや旅行で、様々な国籍の人が集まるシンガポールは、ブランディングの重要拠点。料理と日本酒のペアリングイベントを米国、ヨーロッパ、アジアの主要都市で、それぞれ毎年1回のペースで実施していきたい」と意気込む同蔵6代目の永井則吉社長は、各テーブルを回り、スパークリング酒、純米酒、純米吟醸酒、純米大吟醸酒、デザート酒の5品種について、「実は同じ品種のお米から作っていますが、精米度数がそれぞれ違うんですよ」と種明かし。訪日旅行が人気のシンガポールでは、参加者から地元の観光情報についても尋ねられた永井社長は、地元旅館の宿泊を推薦するなどしながら地域の魅力も熱弁していた。

 証券会社に勤めるシンガポール人の男性は「以前、仙台の蔵元の社長が講演したイベントに参加し、日本酒に興味を持ち、より深く知りたいと思うようになった。今回は、同じ蔵から生産される5種類の微妙な味の違いを楽しめたのが良かった」と話していた。シンガポールの女優、コンスタンス・ソンさんもプライベートで来店していた。

 同蔵の日本酒は、すでに在星50件の飲食店が取り扱っているというが、今回、海外で初紹介したビンテージ酒とデザート酒は、今後、高級レストランに売り込む方針だ。今回、イベントを行ったポーレンは、スパークリング酒とデザート酒の取り扱いを決めたという。

 シンガポールで日本の地ビールと日本酒の輸入販売を手掛けるエピキューリアン・ノーマッズのチャールズ・ウン社長によると、「水芭蕉」シリーズのレストランでの販売価格は、80シンガポールドル~900シンガポールドルになるという。

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