シンガポール高島屋で舞妓・芸妓がパフォーマンス 京都府知事が現地にトップセールス

シンガポール高島屋1階で舞を披露する舞妓さん

シンガポール高島屋1階で舞を披露する舞妓さん

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 シンガポール高島屋(391 Orchard Road)で開催中の京都物産展「Kyoto Sakura Celebration」会場で2月27日、舞妓(まいこ)・芸妓(げいこ)のパフォーマンスが行われ、京都府の山田啓二知事が現地の買い物客に京都の魅力をアピールした。高島屋のイベント会場には100人以上のシンガポール人が集まった。

京都先斗町の芸舞妓さんと山田府知事

 1階エントランスに設けられた特設ステージで山田知事は「京都は日本で1000年間、日本の首都だった。日本の一番良いものが全部京都に集まっている。今回は京都の素晴らしいものを、このシンガポールの高島屋に持ってきた」と集まった地元客に説明。「京都は日本の文化の中心。日本では100回聞くよりも1回見るほうがよく分かるということわざがある。そこで、日本の文化の中でも有名な舞妓さんと芸妓さんに来てもらった。これは日本でも本当に限られた場所でしか見られない貴重もの」とその希少性をアピールした。

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 ステージには舞妓の市彩(いちあや)さんと芸妓の市福(いちふく)さんが登場し、約10分間の舞を披露。会場に集まった地元客は日本の伝統の踊りに興味深く見入った。聖護院八ツ橋総本店の専務鈴鹿可奈子さんが、舞妓・芸妓について説明。帯の違いや「おこぼ」「ぽっちり」などについて英語で説明した。

 京都府における外国人宿泊客数は187万人(2014年統計)。前年比160%を超える伸び率で、過去最高の数値を更新している。アジアからの訪問客が最も多く、国内訪問客数を合わせると8300万人の観光客が訪れており、ピークシーズンには京都市内のホテルが満室の状態が続いている。こうした現状を改善するためにも、京都府は「もう一つの京都」を提案している。「海の京都」「森の京都」と題して、天橋立や舞鶴など京都の北部沿岸部や美山町や福知山などの京都中部地域をテーマあるルートにし、京都市から一歩足を延ばす観光を勧めている。

 山田知事は「シンガポールは東南アジアで一番栄えている街。東南アジアの中心の町で京都の良さを伝えることで、東南アジア全体に広がっていくことを狙っている。シンガポールは常夏の国。京都には四季折々の美しさがあり、そこに育まれる自然の素晴らしさ、伝統の美しさを見てほしい」と呼び掛けた。

 物産展は3月6日まで。

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