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シンガポールで「RSAカンファレンス」開幕 情報セキュリティーの最新事情共有

マリーナ・ベイ・サンズのコンベンションセンターで行なわれている「RSAカンファレンス」

マリーナ・ベイ・サンズのコンベンションセンターで行なわれている「RSAカンファレンス」

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 情報セキュリティーの総合カンファレンス「RSA Conference Asia Pacific&Japan 2016」が7月20日、サンズ・エキスポ・アンド・コンベンションセンター(10 Bayfront Avenue)で開催された。

 今年で16回目となる同カンファレンス。日本、東南アジア、オーストラリア、インドなどIT関連企業100社以上が出展し、地域におけるサイバーセキュリティーの最新情報と40を超えるセッションが開催される。法人や業界者向けのイベントで、米国、アジア、EMEA(ヨーロッパおよび中東)の3地域で毎年開催され、今年はサンフランシスコとシンガポール、アブダビで開催されている。年々規模が増加し、昨年は約5000人が訪れた。

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 今年のテーマは「Connect to Protect」。セキュリティーはブロックすることでウイルスの侵入を防ぐと考えられていたが、これからは人と人をつないでセキュリティー情報をシェアすることで、セキュリティーのレベルを高め、驚異から守っていこうという考え方。各社のブース出展以外に基調講演、セッションも行われている。

 開催日前日の19日にはRSA主催のサミットが行われ、アメリカをはじめとする他地域で起きているサイバー攻撃の最新事例などを発表し、ビジネスネットワーキングの場を設けている。メインスポンサーのEMCジャパン株式会社 RSA事業本部マーケティング部 部長の水村明博さんは「サイバーセキュリティーを取り巻く環境は絶えず変化し、昔のようにブロックして防ぐことが難しくなってきている。ウイルスの侵入を前提に対策をとることが大事」と話す。去年1年間のインターネットバンキングの被害額が30億円以上に上っていることを指摘し、企業間振り込みも狙われやすいので注意が必要だという。「企業が情報漏えいを行ったとき、どのような対処をすべきかも含めて、サイバー被害の実情を把握しておくことは重要」と注意を促す。

 開催時間は9時~19時(22日は~15時40分)。入場無料(ウェブページより事前登録が必要。講演聴講は有料)。22日まで。

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