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シンガポールで絞りたて生酒試飲会 オランダ製ペットだるで風味損なわず

渡邉代表理事ら、キーケグを使った今回のプロジェクトに関わる人々

渡邉代表理事ら、キーケグを使った今回のプロジェクトに関わる人々

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 日本の商品とそれを求める海外企業や消費者を繋ぐ事業を手掛けるTAKASHIMAYA TRANSCOSMOS INTERNATIONAL COMMERCE社は12月2日、「IzakayaMo’mor」(#B1-01 Tanglin Delivery Base, 56 Tanglin Road, 247964)で、絞りたての日本酒試飲会を行った。

キーケグを使って振る舞われた茨木酒造の日本酒

 「できたての生酒をそのまま味わってもらいたい」との思いから、兵庫県の酒蔵3社が始めたプロジェクト。オランダ製のペットだる「KeyKeg(キーケグ)」で酒を空輸し、中身の酒を空気に触れさせないことで品質を管理し、最後の一滴までしぼりたての生酒の風味を味わえるという。商業ベースでの提供は、今回が世界初の試みとなる。

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 通常、生酒の管理は難しく、瓶詰の状態で売られることが多い。しかし、瓶は開封後空気に触れるたびに劣化していくため、いかに空気に触れさせず、風味を落とさないように管理できるかが課題だったという。これを解決できるKeyKegを生かして、本来なら酒蔵でしか飲めない新酒をシンガポールで提供する。

この日は、兵庫県、茨木酒造の代表を含め、同プロジェクトのメンバーが来星。できたての純米酒「活性にごり酒」、純米原酒「おりがらみ」などを振る舞った。

国際食農・酒文化普及使節団の代表理事・渡邉さんは「生酒は管理が難しいが、逆にそこをクリアすれば、おいしいものを最高の状態で海外にも広めることができる。これは冷蔵庫で管理できるので、店側にとっても楽だし、お客さんも、海外で生酒が飲めるので、双方にとってメリットが大きい。今後多くの国に広めていきたい」と意気込む。

シンガポール島内でどこの店に設置されるかは未定だが、現時点で「複数が名乗りをあげている」といい、今後、設置店が増えていく見込み。

問い合わせはTAKATRANS(TEL 6221-6001)まで。

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