天気予報

31

26

みん経トピックス

星で子どもアートイベント星に「フライパン食堂」 

シンガポールで「PIECE OF PEACE」レゴの世界遺産展 期間延長も

シンガポールで「PIECE OF PEACE」レゴの世界遺産展 期間延長も

エジプトのヌビア遺跡群にある「アブ・シンベル神殿」

写真を拡大 地図を拡大

 シンガポールのフォート・カニング・アーツ・センター(Singapore Fort Canning Arts Centre, 5 Cox Terrace)で現在、「PIECE OF PEACE World Tour『レゴブロック』で作った世界遺産展」が開催されている。

「シンガポール植物園 Singapore Botanic Garden」

 レゴブロックを使ってUNESCOによって登録されている「世界遺産」を製作・展示している同イベント。同センターはかつて王族しか住むことが許されず、「禁じられた丘」と人々に呼ばれ、イギリス直轄植民地後にはシンガポール総督邸が構えられ、イギリス軍基地も置かれた歴史的な場所「フォート・カニング・ヒル」の中にある。

 建物2階にある会場に入ると、エジプトのヌビア遺跡群にある「アブ・シンベル神殿」(1979年、世界文化遺産登録)の巨大な像2体が来場者を迎えるように座っており、中央には地球とその周りをたくさんの人々が囲んでいる「地球ーThe Earth」が展示されている。

 「LOVE ASEAN」コーナーでは、ASEAN創設50周年を記念して、SEAN諸国の世界遺産から新規でレゴで作った7作品を製作。シンガポールとなじみの深いスタンフォード・ラッフルズらが発見したとされるインドネシアの「ボロブドゥール寺院遺跡群」(1991年、同)やミャンマーの「ピュー古代都市群」(2014年、同)や、24頭の象の彫刻がある仏塔が有名なタイの「古代都市スコタイと周辺の古代都市群」など。シンガポールからは、昔優雅にバンド演奏が行われていた八角形のバンドスタンドとイエローツリー(レインツリー、アメリカムネノキ)を製作した「シンガポール植物園 Singapore Botanic Garden」(2015年、同)も記念展示されているほか、「LOVE EARTH」コーナーでは24の世界遺産、「LOVE ASIA」コーナーでは10の世界遺産のレゴ作品を同フロアで展示している。

 建物1階にある「LEGO KIDS PLAY ZONE」では、自分で作った車を傾斜のある道路に走らせたり、カップケーキの形や顔を作ったりするなど子どもが自由にレゴを組み立てて遊ぶことができる。「Adult Fan of Lego / Make your own Creations(MOC)」コーナーでは、ERP(Electronic Road Pricing、シンガポールの市街地で道路の通行料金を徴収する電子道路課金制度)の下を通る車、新型2階建てバスとバス停、ホーカーセンター、客の中にダースベイダーがいるイーストコーストのマクドナルド、チリクラブやマーライオンなどシンガポールにまつわる建物や食べ物などレゴブロックで制作した作品が展示されている。

 奥に進むと来場者が白いレゴブロックを使ってシンガポールの街並みを製作する「Brick by Brick SG」コーナーがあり、マリーナベイサンズ、シンガポールフライヤー、ガーデンバイザベイをはじめさまざまなシンガポールのアイコンを展示、大人と子どもが共に楽しめるコーナーとなっている。最後のコーナーでは、レゴ展の記念写真を撮影できる機械を設け、撮影した写真は登録したメールアドレスに送ることができる。

 来場していたシンガポール人の母親は「世界遺産の作品がとても精巧にレゴで製作されていて実際にその場所を訪れたいと思った。子どもはレゴを組み立てて遊んでとても楽しめたよう」と笑顔で話した。

開催時間は、月曜~金曜=10時~21時(最終入場20時)、金曜~日曜=10時~24時(同23時)。料金は、大人=17ドル(金曜~日曜は19ドル)、シニア(60歳以上)・子ども(4歳~16歳)=13ドル(同15ドル)。チケットはAPACTIXウェブサイトかシンガポール内のPost Officeで購入できる(1日ごとの入場人数制限あり)。プラザシンガプーラとラッフルズシティを経由する無料シャトルバスも運行している。9月10日まで会期延長。

グローバルフォトニュース