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シンガポールで人体の「HUMAN+」展 最先端のアンドロイドも

シンガポールで人体の「HUMAN+」展 最先端のアンドロイドも

人と話す最先端アンドロイド「Nadine」

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 シンガポールの「ARTSCIENCE MUSEUM」(6 Bayfront Ave, Singapore 018974)で現在、「HUMAN+THE FUTURE OF OUR SPECIES」展が開催されている。

「HUMAN+」

 サイボーグ、クローン、遺伝子工学にバイオテクノロジー、ナノテクノロジーなどの研究が日々進んでいる現代。さらに進化していく未来において「人間である」ということは何を意味するのか?100年後の世界は? 人体改造や遺伝子操作における「越えてはいけない」倫理上の一線は? 同展では、これらのテーマを扱っている。

 内容は、人工知能(AI)やロボット工学、遺伝子組み換え技術人型ロボット、遺伝子操作についての考証、サイバネティックによって生じる社会的、倫理的、環境的な問題など多岐にわたる。

 場内では、人間の身体能力を示したポートレートや実験映像、ゆりかごを優しく揺らすロボットアーム、女性の曲線美を追求したセクシーなロボット、外科的な人体改造が施された5体の乳児を模した彫刻など、人体に関して、さまざまな角度から考案して取り組んだ作品を展示している。

 中でも注目を集めているのが、最も「実物に近い」女性型ヒューマノイドのソーシャルロボット「Nadine」。シンガポールの南洋理工大学(NTU)のInstitute for Media Innovation (IMI)ディレクターを務めるナディア・マニュナ・タールマン教授が制作したもので、ナディア教授がモデルになっている。

 「Nadine」は、まるで生きているかのような外観に加え、動作も人にそっくり。これは特殊なニーズを持つ人を対象に開発された支援技術に関する最先端の研究例で、支援を必要とする人々をサポートするコンパニオンとしての活躍が期待される。本の朗読、イメージの表示、Skypeセッションの開始、Eメールの送信、そしてユーザーの家族とのコミュニケーションを行うことができる。

この他、人の顔の映像の下に手や足の彫刻を置き、足裏をくすぐったり、握手したりして体にアクションを加えると、(映像の)顔が笑ったり言葉を発したりするなど、体と感情のつながりを体現化した作品なども展示し、訪れた客は、手や足に触れて反応を楽しんでいる。

 入場料は、大人=17ドル、子ども(2~12歳)=12ドルほか。 10月15日まで。

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