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シンガポールで「innovfest unbound 2018」 JETROが初参加

イベント会場のジャパン・パビリオン

イベント会場のジャパン・パビリオン

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 シンガポールのマリーナ・ベイサンズ・エキスポ&コンベンションセンター(Marina Bay Sands Expo and Convention Centre, 10 Bayfront Avenue)で6月5日・6日、東南アジア最大級のイノベーション・イベント「innovfest unbound 2018」が行われた。主催は「NUS Enterprise」ほか。

 「JETRO(日本貿易振興機構)」が初参加し、セミナー登壇者300 人以上、出展企業350 社以上が参加した同イベント。ASEAN各国を中心に関係者が集まり、新技術などに関する情報 交換、商談が行われた。

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 同機構のキーコンセプトは「Innovationを通してASEANの社会課題解決に貢献する日本」。日本企業がこれまでに培ってきた技術革新力、先進国としてさまざまな社会問題を先行して解決しているノウハウを生かし、「ASEANの社会課題を解決する日本」の姿を強く訴求し、日本のリブランディング、日本とASEAN企業連携の促進などを進めることが目的。

 主催者発表による来場者数は1万3487人。会場のジャパン・パビリオンには微細藻類の研究開発・生産・販売事業のユーグレナ、名刺管理クラウドサービスの企画・開発・販売事業のSansan、水産養殖テクノロジーサービス事業のウミトロン、追従運搬等の移動ロボットの開発・販売事業のDoog、理化学研究所、宇宙航空研究開発機構、日本医療研究開発機構など19の企業と団体が参加した。6月6日は会場内でセミナーを行った。

 JETROシンガポール事務所の石井淳子所長は「東南アジアでより高く日本の存在を保つべく、ASEAN企業と連携して社会課題を持続的に解決するビジネス・イノベーションを生み出そうと、『Creating Social Good through Collaborative Innovation』をテーマに参加した」と話す。

 「ジャパン・パビリオンには大企業スタートアップに加え、日本の研究機関を入れたことで層が厚い『日本のイノベーション』をアピールすることができた。同じテーマでセミナーとパネルディスカッションを行い、基調講演は人型ロボットRobiなどを生んだ高橋教授、日本とASEANでのイノベーション協力の実際をスタートアップや大企業関係者から具体事例と共に披露した。このような取り組みを契機に、日本企業のASEANでのイノベーション活動がさらに活発になることを期待したい」とも。