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シンガポールで建国記念パレード リハーサルでにぎわいも

ナショナルフラッグ(国旗)を運ぶヘリコプターの飛行

ナショナルフラッグ(国旗)を運ぶヘリコプターの飛行

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 シンガポールのマリーナベイエリアにある「サ・フロート」(20 Raffles Ave)で8月9日、「ナショナルデー・パレード」が行われる。

 1965年8月9日のシンガポール建国以来、国内では毎年、建国記念日に「ナショナルデーパレード」が行われている。今年で53回目でテーマは「We Are Singapore」。

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 パレード当日の入場チケットは非売品で、毎年5月にチケットの応募と抽選を行う。当選したシンガポール国籍保持者か永住権保持者のみ参加可能で、会場付近では毎年シンガポールの国旗に使われている赤か白の衣装を着た人々の姿でにぎわう。

ナショナルデーの1カ月前頃からHDBと呼ばれるシンガポールの公団住宅やコンドミニアム、一戸建ての家などでシンガポール国旗を掲げ始まるため島内のあらゆるところでシンガポール国旗を目にすることになり、中華系、マレー系、インド系など多民族国家シンガポールで民族の壁を越え一体となって建国を祝うムードが漂う。

 本番さながらの同パレードのリハーサルが6月下旬から毎週末行われており、高層ビルが立ち並ぶ街中を通りナショナルフラッグ(国旗)を運ぶヘリコプターが飛行。5機の空軍戦闘機による空中飛行や海軍による大砲発砲などマリーナエリアの空と海でダイナミックに行われるパフォーマンスや陸軍による軍事パフォーマンスも恒例。マリーナに浮かぶように設置されている会場では、シンガポール人歌手によるショーや演舞などが披露され本番さながらのにぎわいを見せ、パレードの最後には盛大な打ち上げ花火が行われる。

 今年のパレードの目玉は、陸軍レッドライオンズによるパレードの見どころであるフリーフォールジャンプ(パラシュート降下)に海軍のダイビング隊(Naval Diving Unit、NDU)が加わりパレード史上初めてフリーフォールを行う。まず海軍のダイビング隊は地上1800メートルのヘリコプターから落下後マリーナベイのフローティングプラットホーム周辺の海に着水し、その後陸軍レッドライオンズがプラットホームに着地する。

 毎週末パレードのリハーサルを見に来ているシンガポール人は「パレード当日は毎年度周辺道路が交通規制もされ、人もたくさん見に来て非常に混雑するため、リハーサルを毎週見に来ている。子どもはナショナルフラッグを運ぶヘリコプターとパラシュート部隊がお気に入り。花火をガーデン・バイ・ザ・ベイと一緒に見たいのでいつもエスプラネード側の会場の近くから見ている」と笑顔で話す。