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電通スポーツアジア、シンガポールの新たな卓球プロリーグに出資

左から、T2APACのKenny Lam Director、電通スポーツアジアの森村國仁社長兼CEO、T2APACのJeff Chue CEO & Commissioner

左から、T2APACのKenny Lam Director、電通スポーツアジアの森村國仁社長兼CEO、T2APACのJeff Chue CEO & Commissioner

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 電通スポーツアジアは9月26日、シンガポールの新たな卓球プロリーグであるT2アジア太平洋卓球リーグ(以下「T2APAC」)に出資を行ったことを発表した。

日本の水谷隼選手やシンガポールのFeng TianWei選手ら世界のトップ選手が集結した2017年T2APAC league試合会場でのカンファレンス

 同社は、シンガポールを拠点にアジア、中東、トルコ、アフリカ、オセアニアにおけるスポーツマーケティング(放送権、スポンサーシップ、イベントマネジメント、PR、選手エンドースメントなど)とコンテンツビジネスを展開する電通子会社で2010年に設立された。

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 2017年に開幕したT2APACは、1試合24分制で終了時間に得点数の高い選手が勝ちとなるルール、選手ドラフトシステム、デュース(同点)のない新スコアシステムなど、従来とは異なる形式を採り入れた国際的な卓球トーナメント。2017年にはリオ五輪メダリストの水谷隼さんをはじめトップのプロ選手36人が世界中から集結し、200万米ドル(約2億5,000万円)を超える賞金を獲得した。2019年は3つのトーナメントを開催予定。

 T2APACは国際卓球連盟(ITTF)とパートナーシップを組んでおり、2019年・2020年に行われるT2APAC主催のトーナメントは、ITTFが認定する大会の中で最も高いレベルの「ダイヤモンド」イベントとして位置付けられ、さらに世界ランキングポイントが加算される重要なイベントとなる予定で、2021年以降は、現在のITTFワールドツアーに完全統合される見込み。

 今回の出資に伴い、同社はT2APACの独占的なメディア・マーケティング会社に任命され、今後、デジタルコンテンツの拡大、ソーシャルメディア、インターネットの映像配信環境、テレビ放送などを通じてT2APACや卓球界を盛り上げる。

 T2APACのJeff Chu社長は「T2APACの構想は、卓球をプロスポーツとして魅力的なものにしていくこと。2017年の成功を基に、電通スポーツアジアの幅広いスポーツ専門知識とネットワークの協力を得れば、今後T2APACがダイナミックなスポーツリーグになることは間違いないと考えている」と話す。

 同社の森村國仁社長兼CEOは「グローバルな構想と情熱を持つT2APACと、一緒に取り組めることを大変喜ばしく思う。T2APACは新鮮かつ大胆なコンテンツを開発し、卓球界に変革を起こそうとしている。今回の出資を通じてT2APACやITTFと協力して、世界的に卓球の商業的可能性を高めていきたい」と抱負を語った。