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シンガポールで日本食品見本市「Food Japan 2018」 3日間で1万1212人来場

在シンガポール日本国大使館 山崎純大使出席のもと開会式を開催

在シンガポール日本国大使館 山崎純大使出席のもと開会式を開催

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 シンガポールの「Suntec Singapore Convention & Exhibition Centre」(1 Raffles Boulevard)で10月25日~27日、日本食品見本市「Food Japan 2018」が開催された。主催はFood Japan。

成田市場水産物貿易協同組合による完全養殖マグロのワークショップ「近大まぐろ解体ショー」

 7回目を迎えた同イベントには、日本(30都道府県)、シンガポール、マレーシアから211社が出展し、3日間で1万1212人が来場した。初日は、在シンガポール日本国大使館山崎純大使をはじめ、関係者が開会式に出席。会場では出展企業と来場者との間で活発な商談が行われた。

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 出展ラインアップは、農産品、畜産品、水産品、日本茶、日本産菓子、日本産酒類、加工食品、調理器具、テーブルウエア、食品機械など。従来市場ニーズの高い農産品、畜産品、菓子、日本酒、日本産ワイン、清涼飲料、省力化 に対応する食品機器を展示するブースでは新商品や、品質管理に注目が寄せられた。

 ASEAN市場で健康志向が高まる中、日本の水産品・水産加工品や日本茶、低糖質、低カロリー商品、有機食品、グルテンフリー加工食品が並んだ。ハラル認証商品を扱うブースはバイヤーやメディアの注目を集めていた。

 下関市ブースでは前田晋太郎下関市長が来場し、今年国内外で数々の賞を受賞した日本酒「下関酒造」、「のどぐろ」や下関産フグの商標登録「下関ふく」を加工した「ヤマモ水産」、健康茶や和菓子など下関の特産品をPRした。

 都道府県ブースでは、沖縄県ブースに特産品の「もずく」や「海ぶどう」、富山県ブースに氷見うどん「海津屋」や富山湾ホタルイカの珍味を製造する「京吉」、北海道関連ブースではビーフや魚介類など、企業では伯方の塩と有機JAS認定宇治抹茶使用の抹茶塩を展開する「伯方塩業」、チーズをはじめ幅広い乳製品を展開する「森永乳業」、現地大手通販サイトredmartで冷凍食品を展開する「日本水産(ニッスイグループ)」など、さまざまな企業が出展した。

 会場では成田市場水産物貿易協同組合による近大マグロの「まぐろ解体ショー」、酒ソムリエのエイドリアンさんによる「日本酒セミナー」、農林水産省による和牛を使ったレシピの「和牛クッキングデモ」などさまざまなステージイベントが行われたくさんの来場者が参加していた。

 会場内にはフードコートも設置し、「いくらのせ貝柱ご飯」「ゆで毛ガニ(半身)」など北海道の食材を使ったメニューを用意。来場者が次々と注文する姿が見られた。

 業界関係者だけでなく最終日には一般客も来場し、試食のほか、最終日のみ販売が行われ、日本の高品質の商品を求めてたくさんの人が訪れた会場は熱気に包まれていた。

 最終日に来場した日本人一般客の一人は「毎年このイベントで日本の食品を大量に購入するため、キャリーバッグを持参して来場している。シンガポールでは和食や日本食材が高い。このイベントではシンガポールでまだ展開していないさまざまな地方の日本酒や特産品が試飲・試食できるので本当にありがたい。茨城県ブース「小沼源七商店」のタコの刺身や長野県ブース「ファームかずと」のトウモロコシなどを自宅で食べるのがとても楽しみ」と笑顔を見せていた。